京都 細見美術館展 PartⅡ
ちょっと前まで琳派のお勉強を少しだけしてた その中で一番気になってしまった人が酒井抱一さん
作品と言うよりは生き様に惹かれた 大名ん家に生まれて色々やりたい放題? 江戸の文化人サロンの一員として浮世絵に俳諧に分野問わず活躍 遊女遊びも大好き
甥っ子が家督ついで家に居づらくなった? 出家しちゃってその後はストーカー的?に尾形光琳さんに傾倒して光琳百回忌とかやっちゃう
そんな面白い人の絵をまだ生であまり見たことなかったけど、今回の展示はその欲求を少しだけ満たしてくれた
手元に作品目録がないので詳しくは書けないけど、抱一が描いた仏画が印象に残った というかこんな愉快な仏画は見たことない 仏画って基本お手本というか、型がある程度決まっているものだと思うけど、その限られた中でこれだけ個性が出るもんなんだな~と思った
他の作品にしてもなんか一人だけ浮遊感がすごい気がする 琳派ってもっと知的で洗練されたオサレ感が前面に出てる作品ばかりだと認識してたけど・・ 考えを改めてよう
いっそう抱一さん代表作の「夏秋草花図屏風」みたくなった けど東博のページには展示予定未定ってかいてる・・ いつ見れるんだろう~
あ、最後に若冲さんにも一言いわなければ 一言・・ カッコイイ! これに尽きる そしてセンスもいい あのヒヨコはなんだ どこのゆるキャラだ
そして若冲さんをみてどうしても蕭白さんを思い出してしまった・・ でも若冲さんの絵とは生活を共にしてもいいけど、蕭白さんとは毎日顔を合わすのはしんどいかな・・ それが正直な気持ち
まぁ、そんなこと言ったら「お前の絵はどうなんだー」と言われそうだからもうこれ以上考えるのはやめておこう
今回行った展示:
そごう美術館 京都 細見美術館展 PartⅡ 2012/5/26-7/16まで