阪急と京阪で京博
まだまだ関西編。
滋賀へ行った翌日は午前中から父と京都へ。
「桃山時代の狩野派 永徳の後継者たち」展が目的。
最近自分の誕生日が狩野永徳と同じということを知って勝手に親近感を覚えているという下らない理由でこの展示を選んだのですが「後継者たち」なので永徳の展示ではないです。
でも永徳よりも好きな探幽の作品もあるので期待して向かいましたが、探幽だけではなく孝信(永徳の次男で探幽の父さん)も良い!!ということを知りました。
探幽もそうですが、色の使い方がちょっと渋くて線が大らかで余裕ある感じが素敵です。孝信の絵葉書は買わなかったので、写真がなくてスミマセン・・
そして、やっぱり一番の見所は最後の部屋の探幽。
「松孔雀壁貼付・襖」とか圧巻です。
でっかい襖にでっかくて荒々しい枝ぶりの松、左端には精緻な描写の孔雀。そしてなんとなくリズミカルなバックの金箔?がいい感じ。
絵葉書(部分)を買いましたが、ここだけみても格好いい。
さらに最後は面白い作品がありました。
「八尾狐図」
徳川家光が夢に出てきて病を治してくれた狐を探幽に描かせたという作品。
これ長らく所在がわかっていなかったのが、最近発見されたらしい。
そんな情報事前に全然知りませんでしたが、このタイミングで観れて運が良かったです。
以上、いつもどおり短い展示の感想は終わり。
しかもこの日の京都はこれでお終い。
父親があまり歩くとくたびれるので、博物館の近くにあったアマゾンていう喫茶店で美味いサンドとコーヒーを頂いて帰りました。