初滑りと美術館めぐりとドライブ

　今週は山は山でも登山ではなく、ゲレンデスキーに行ってまいりました。やらない人は知らないでしょうが、この時期から開いているスキー場もあるのです。もちろん人工雪です。

そのスキー場、富士山の２合目にありまして、お友達がオススメしていた美術館（クレマチスの丘）とも結構近いのでついでにその美術館も、という事で１泊２日のドライブ旅行になりました。

　１日目はスキー場です。１時間半もあればつくだろうと、１０時前に出発しましたが、東名高速さんが集中工事中だという事を忘れていました。御殿場付近で恐ろしく混んでいて結局到着が１３時頃・・　１２００円（軽料金）返せ！　そんな感じです。

気を取り直して、ストレッチ後ゲレンデに入りました。前日の雨で少ない雪は更に少なくなり、狭いコースは更に狭く・・　春スキーのようなコンディションの悪いゲレンデでしたが、滑りだすと夢中になってしまい、あっという間に出発の時間になっていました。

ホテルのチェックインを１７時に指定していたので、１６時に切り上げ１６時３０分に出発、１７時１５分頃、裾野駅近くのホテルに到着しました。

このホテル、まだ出来て２年ほどの新しいビジネスホテルなのですが、１人４０００円ほどで結構快適です。常滑に泊まった時もそうでしたが、最近安くてキレイで朝食が美味いホテルが増えているような気がします。非常に嬉しいです。

ホテルのカフェで夕食。これで１，０００円は助かります。

　さて、２日目ですが・・　９時ちょいにホテルをチェックアウトして、クレマチスの丘内にある美術館へ。ホテルから結構ちかくて、９時半には一番の目当てであるベルナール・ビュフェ美術館最寄り駐車場へ到着。美術館が開くまで吊り橋を半分渡ってみたりしつつ、１０時に一番乗りで鑑賞しました。

なんというか、黒い力強い線プラス重厚な油彩の画面。　両方とも自分の（最近の）絵には縁のないものなのに、ものすごくエエなぁ〜っと思ってしまいました。　なのに、何故自分ではそういう感じに描かないのかな？なんて余計な事考えてしまってちょっと疲れてしまいました。

でも、純粋に好きだと思いました。特に静物や花の絵が良かったです。因みに相方はニューヨークの風景が良いと言っていました。

そんでもって、相方と共に口を揃えたのが、「こんなでかいサイン見たことない」ってことでした。ここも、サインは（画面に）入れなくてもいいじゃんっていう自分とは大いに違いまして、ビックリした所です。でも、やっぱりなんか格好良いと思いました。

ビュフェ美術館を見たあとはヴァンジ彫刻庭園美術館です。地図を見てみるとビュフェ美術館とは端と端の位置関係でまた吊り橋をわたらねばなりませんでした・・（実は南禅寺の三門でも軽くビビる高所恐怖症です）

そのヴァンジ彫刻庭園美術館ですが、名前が長いだけあって非常に良かったです。絵画展だと結構考えすぎて疲れてしまう、２人なのですが、彫刻美術館は素直に楽しめるようです。まぁ、動物園や水族館みたいなもので、「この形がカワイイ」やら「こっち見なんな！」やら、ワイワイ楽しみましたが、それもやはり作品の造形が自分たちにとって心地良いものだからだと思います。

一つ一つの作品は優しい女性的な曲線に包まれているのですが、その中（部分）には少し不安を煽るような表現が含まれていて、見ればみるほどっていう感じの物が多かったです。バランスが非常に自分好みでした。

さらに庭園が非常に素晴らしく、芝生の坂を転げ落ちたくなる気分でありました。

で、このクレマチスの丘には４つの美術館があるのですが、ヘタレな２人は昼食をとったあと家へ向けて出発しました。

相方の希望で何故か食前のデザート

　帰りはドライブ好きの相方に合わせて、芦ノ湖・大観山を通り、ターンパイクと西湘バイパスで「車で行こう」ごっこ（ただのモノマネ）をしながら、湘南テラスモールに寄り道、映画（死霊館）までみてぐったり疲れて帰って参りました。

しかし、湘南の海も荒れてましたので、週末の天気が心配であります。