神保町君のメモ帳

ぶらぶら観たもの撮ったもの食べたもの 

ブログタイトルを意識してみる

 「神保町君のメモ帳」なのに本の記事が全然無い事に気づいた なのでこれからは読んだ本を載せていこう 

上田早夕里『ショコラティエの勲章』(東京創元社):

 この人のSFが読んでみたくて近所の図書館に何度も足を運んだけど、毎回どの本も貸出中 予約すればいいんだけど、なんか面倒くさい

なのでとりあえず、SFではないけど唯一あったこの本を借りてみた

 内容は一応ミステリ でも殺人事件は起きない 舞台は神戸のお菓子やさん 

お菓子絡みのちょっとした事件や謎を主人公の絢部さんが解いていく

とっても丁寧な文章でお菓子も人物の心理も無理なく想像出来る 

しかも和菓子も洋菓子も一緒に出てくるから、甘党には堪らない

 でも、ちょっと登場人物みんなが「格好良すぎる大人だな~」と感じるのは自分が子供だからか? 作中でも菓子職人の父親に反発する娘・花梨に一番共感してしまった

やはり自分は79円の板チョコとポテチがいい・・